ゲイとして生きる君へ

中学時代に同性愛に目覚めカミングアウトしてました。過去や現在のことを綴っています。毎日更新中@福岡

第33章 LGBTブームと気持ちの変化

LGBTブームと気持ちの変化<14>

ボクは展示物の側に平仮名で「かんそうのーと」と書かれたノートが置かれていることに気がついた。その感想ノートを手に取ってパラパラとめくってみた。ノートには9人ぐらいが書き込みをしていた。英語が書かれた文章があって外国人の書き込みもあった。福岡…

LGBTブームと気持ちの変化<13>

今年の4月からNHKで放送される朝の連続テレビ小説『半分、青い。』にゲイの登場人物で出てくる。 実と言うと……その情報をニュースで知ったときに怯えてしまった。 NHKの朝ドラといえば、まさにボクの親年代の人たちが見ているドラマだ。定年を迎えたボクの…

LGBTブームと気持ちの変化<12>

例えば、フジテレビで『隣の家族は青く見える』というドラマが放送されている。ボクはtwitterのタイムラインを眺めながら、そのドラマに出てくるLGBTのカップルに対する反応に疑問を抱いていた。 朔×渉に癒される 朔ちゃん可愛い 2人を見ているとLGBTの理解…

LGBTブームと気持ちの変化<11>

ボクは少し離れたところに立ってから、この展示物を鑑賞している人たちを観察していた。 展覧会の入場者は大学関係者と思われる人たち。大学生の親と思われる人たち。通りすがりの一般の人たち。大きく3つに分かれているように感じた。他にも九州産業大学の…

LGBTブームと気持ちの変化<10>

2月25日の日曜日。福岡市内は小雨だった。 ボクは福岡市の中州にある「福岡アジア美術館」に来ていた。なんでこんな場所に来たのかというと理由がある。ちょうど3日前に家でtwitterのタイムラインを眺めていると気になる情報を見かけた。 【お知らせ】本日…

LGBTブームと気持ちの変化<9>

天神に戻ってから、適当に目についた喫茶店に入ってコーヒーを飲みながら体を温めていた。そしてカバンの中から手帳を出してさっきの出来事をメモしていた。自分がどう行動したのか。自分がどう思ったのか。覚えている限りを急いでメモした。 日曜日の天神は…

LGBTブームと気持ちの変化<8>

ノンケの人たちからすれば平凡な望みなのかもしれない。でもゲイであるボクには一度は無理だと諦めてしまった望みだった。誰かと感情をぶつけあいたかった。誰かのために自分の時間を使っていきたかった。そうやって感情や時間を分かち合いたかった。 それと…

LGBTブームと気持ちの変化<7>

ボクが一番望んでいること。それは「分かち合うこと」。 「幸せ」や「喜び」といった感情を誰かと分かち合っていくこと。 「怒り」や「悲しみ」といった感情を誰かと分かち合っていくこと。 「プラスの感情」も「マイナスの感情」も、ぐちゃぐちゃでもいいか…

LGBTブームと気持ちの変化<6>

ボクは彼らの側を通り過ぎて「冷泉通り」側に移動した。そして公園の入り口近くの鉄柵に座って小説を出して読んでいた。まだ開始時間の13時まで余裕があるからそのまま時間を潰すことにした。 それから12時半が近づいた頃だった。ボクの目の前を少し年上の男…

LGBTブームと気持ちの変化<5>

その2人組の男性たちはボクと同じ冷泉公園通りを歩いて来たようだ。ちょうどボクも公園内を一周して冷泉公園通りの沿いに戻っていたので、彼らが公園に入って来たのにすぐに気がついた。 もし……今回の企画の関係者がこれから書く文章を読んだら、「こそこそ…

LGBTブームと気持ちの変化<4>

一旦は行くと決めていたけど、1月21日が近づくに怖気付いてきた。 そういえば……動画を撮影するって書いてあったし、顔をSNSで晒す訳にはいかないよね…… ボクは職場でカミングアウトしていなかった。かと言って動画を撮影するのが目的なのに顔をは映さないで…

LGBTブームと気持ちの変化<3>

仕事が終わって家に帰ってからパソコンを起動してtwitterのタイムラインを確認していると気になる投稿を見つけた。 福岡市でのパートナーシップ制度等の施策実現のムードを市民側からも盛り上げよう!ということで、@yaruki_arimi さん制作のYoutube動画『ピ…

LGBTブームと気持ちの変化<2>

そういば、あの本にもオリンピック前でLBGTがブームって書いてたっけ? 特設コーナーの棚には小説やエッセーや雑誌や漫画本など沢山のLGBTに関する本が置いていた。今までこんな沢山の本を並べて特集しているのなんて見たことがなかったので少し感動していた…

LGBTブームと気持ちの変化<1>

11月9日。この文章を書いてる日付からは一昨日にあたる。 仕事が休みだったので西鉄電車に乗って天神に向かっていた。正確には百道浜の福岡市博物館でやっている展覧会に向かっていた。平日の通勤時間に乗ったので空いている席もなかった。ボクは電車の車両…