ゲイとして生きる君へ

中学時代に同性愛に目覚めカミングアウトしてました。過去や現在のことを綴っています@福岡

第46章 二人おのぼり紀行

おのぼり二人紀行<7>

『アメ横地下食品街』 ネットで検索してもらえばどんな場所か分かると思うけど地下街で売っている物は、ほぼ海外の商品だ。 アジア圏のいろいろな国の商品であふれている。日本人の一般家庭では滅多に使用されないだろう食材や調味料であふれている。もちろ…

おのぼり二人紀行<6>

僕らは次の目的地を御徒町に定めて、都営大江戸線の蔵前駅から地下鉄の入り口にたどり着いた。 僕が「それじゃあ地下鉄に乗りましょう」と促すと彼は複雑そうな表情をして立ち止まった。僕が「どうしたのだろう?」と思っていると、彼は「都営大江戸線は苦手…

おのぼり二人紀行<5>

僕が読んでいる本は『沢木興道聞き書き』(著者:酒井得元)だ。 本を読むのに集中して「飛行機事故」ついて考えないようにしている矢先。 大体、人間はいつ死ぬるかもわからないものではあるが、いざ死ぬというときには、あっさりといってしまうもので、いわ…

おのぼり二人紀行<4>

彼と無事に福岡空港で落ち合うことができてから、地下鉄の改札をくぐってエスカレーターに乗って航空会社の窓口に向かった。 僕が「歯磨きとタオルはちゃんと持ってきたよ」と話している途中で、彼が「そういえばオナホールを持ってきてない!」と言い出した…

おのぼり二人紀行<3>

僕は飛行機が苦手だ。 ただ昔から飛行機が苦手だったのかというと、そうでもない。 以前、羽田発で福岡空港着の飛行機に乗った時、離陸前には爆睡してしまって、途中で覚醒した時には関西上空くらいにいて、その後、再び爆睡して、次に目が覚めた時、着陸し…

おのぼり二人紀行<2>

関東に旅行に行くと決めてから、彼から「ここに行きたい」とか「この店に行きたい」といった情報が次々と送られてきた。実際にどこに行ったのかは徐々に書いていくけど、彼は「行きたい場所が沢山ありすぎて悩む!」と言って苦しんでいた。僕は「あまり無理…

おのぼり二人紀行<1>

「5月末に旅行に行こう」 今となっては、僕と彼のどちらが先に言い出したのか覚えてない。 就寝前に日課になっている電話の最中、そんな話が突如出てきた。5月末に5日間ほど連休が取れると彼に伝えたところ、どちらからともなく、そんな話になった。 それか…