ゲイとして生きる君へ

中学時代に同性愛に目覚めカミングアウトしてました。現在は隠れゲイ@福岡。過去の思い出や現在のことを綴っていきます。

第7章 はじめて会った同性愛仲間

はじめて会った同性愛仲間<8>

ヒロト君と同性愛について話したのはこの機会切りだった。間もなく予備校の夏期講習が終わってしまい、2人で話す機会も無くなった。新学期が始まり、ヒロト君はヨウスケ君と仲良く話しているし、時々ボクのことを見てくる。相変わらずヒロト君が同性愛者なの…

はじめて会った同性愛仲間<7>

夜遅い時間というのが原因かもしれない。勉強から解放されたのが原因かもしれない。ボクもヒロト君もいつもよりテンションが高くなっていた。ボクらは誰もいないプラットホームの端の方に移動して会話していた。 「神原さんって同性愛のことを公開してて凄い…

はじめて会った同性愛仲間<6>

その予備校はボクが住んでいた地元から電車で1時間半くらいかかった。ボクの学校の生徒は近場の塾に通っていたみたいで知り合いはいなかった。地元から離れた大学を受験する決意をしていたボクにとって、知り合いもいなくて集中して勉強ができるいい環境だ…

はじめて会った同性愛仲間<5>

ボクは授業中、それとなくヒロト君のことを観察していた。恐らくボク以外の生徒もヒロト君のことが気になっていたはずだ。ヒロト君はいつも通り真面目に黒板の内容をノートに写していた。同性愛者か問い詰められ下を向いて黙っていたヒロト君の姿を思い出だ…

はじめて会った同性愛仲間<4>

「そうかな?ヒロトがホモだと思ったことないけど」 ボクは友達との会話をそっちのけにして、A君のグループの会話に耳をすましていた。A君のグループは遠くからヒロト君を観察しながら会話している。 「いや!前々から思ってたけど、あいつ絶対ホモだって!…

はじめて会った同性愛仲間<3>

ヒロト君は同性愛者なのかもしれない。そしてボクに好意を持ってくれているのかもしれない。でも本人に確認したいけど、そんなことはできない。ボクみたいに無防備にカミングアウトするほどヒロト君はバカではない。 その後、体操着に着替える時、ヒロト君が…

はじめて会った同性愛仲間<2>

ヒロト君はヨウスケ君の親友だったから、もしかしたらヨウスケ君に頼まれて、ボクが怪しい行動をしないように監視しているのかもしれない。 「神原がまたヨウスケのこと見てたよ!」 「マジで?キモい」 そんな会話がヒロト君とヨウスケ君との間で交わされて…

はじめて会った同性愛仲間<1>

高校2年生になりクラス替えが行われ、高校に入学してから好きになったヨウスケ君と同じクラスになった。既に中学時代からカミングアウトしていたので、同じ学年の生徒でボクが同性愛者だということを知らない人はいなかった。 「神原って誰(男)が好きなの?…