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ゲイとして生きる君へ

中学時代に同性愛に目覚めカミングアウトしてました。現在は隠れゲイ@福岡。過去の思い出や現在のことを綴っていきます。

職場の年下の男性を俺の嫁認定したよ

前職のノンケ友人(村上)との会話でカミングアウト済み関係です 神原:過去にも何度もやらかしてるけど、また職場でゲイだってバレそうになったよ。 村上:既にバレてると思うけど……今度は何をやらかしたの? 神原:うちの職場に派遣社員の若い男性がいるんだ…

同性愛者と断捨離の相性について

ボクは基本的に物を持たない。 少し前に引っ越したけど、一時間もあれば引っ越しの準備が全て終わってしまった。シェアハウスまではいかなくて賃貸アパートだ。交通の便がいい場所に住んでいるので、車は持っていない。どうしても車が必要な時は、レンタカー…

そろそろ熊本地震から一年経つけど

前職のノンケ友人(村上)との会話でカミングアウト済み関係です 神原:そろそろ熊本で地震が発生してから一年になるね。 村上:四月十四日に発生したから、あと一週間後だね。 神原:ボクは福岡に住んでるからかなり揺れたよ。NHKの緊急地震速報の音が鳴った…

同性愛者としての初体験<11>

「とりあえず布団をひいて電気を消さない?」 ボクの言葉にヒロト君は頷い抱きしめていた体を離した。ボクは急いで敷布団とタオルケットを押入れから出してひいた。そして天井の電気を豆電球にした。そしてお互い苦笑いしながら服を着たまま抱きしめ合った。…

職場でのLGBT配慮について

「そろそろあいつもゲイって打ち明けてくれないかな」 ボクのことを言われたのかと思って「ドキッ」とした。その日、ボクの部署の上司(Uさん)と他部署の上司(Yさん)との三人で飲みに来ていた。冒頭の発言は他部署の上司のYさんである。 「あぁ・・・K君のこ…

同性愛者としての初体験<10>

「ねぇ・・・本でも読む?」 話す内容が思いつかなかったボクは棚から二冊の本を渡した。少し前に本屋で買った同性愛をテーマにした本だ。ノンケの友人には読ませることはできないがヒロト君は別だ。ボクらは床に座った。ヒロト君は受け取った本のページをペ…

ゲイから見た宅配男子の考察

前職のノンケ友人(村上)との会話でカミングアウト済み関係です 神原:もうAmazonなしでは生きていけない。最近は、本や家電だけでなく食品もAmazonで注文して買ってる。 村上:俺も本やゲームくらいならAmazonを使うけど。君は食品まで手を出しているのか。…

同性愛者としての初体験<9>

「じゃあ神原さんの家でしようか?」 その言葉をきっかけにボクらは店を出ることにした。店を出てからタクシー捕まえて、ボクはタクシー運転手に行き先を告げた。運転手がいる手前、ボクらは同性愛に関する話題を避けて会話していた。友達のように話してるボ…

同性愛者としての初体験<8>

「まだ有料ハッテン場に行く勇気はないよ」 ボクは誘いを断った。 「それにボクなんか行っても相手にしてくれる人がいるかな?容姿とか全く自信がないけど」 「俺だって相手ができたくらいだし、若ければ誰かしら相手はできるよ」 「そんなものかな・・・で…

有料ハッテン場で知り合いとニアミス

前職のノンケ友人(村上)との会話でカミングアウト済み関係です 神原:このサイトでも有料ハッテン場の話になってきたから、感覚を思い出すために久しぶりに行ってきたんだ。 村上:感覚を思い出すためにって・・・そんな気軽にヤリ部屋って行くものなの?そ…

同性愛者としての初体験<7>

「サポーター?」 サポーターが何なのかすぐには分からなかったが、どこかで聞いたことがあるような気がした。 「知らない?ここから歩いて十分くらいで着く河原町通り沿いのハッテン場だよ」 「もしかして・・・有料ハッテン場のサポーターのこと?」 「そ…

同性愛者としての初体験<6>

ヒロト君はあっさりと答えた。 「ハッテン場?知ってるよ」 ヒロト君の言葉を聞いて信じられなかった。真面目で成績優秀なヒロト君のことだ。ハッテン場なんて知らないと思っていた。 「本当に知ってるの?」 「うん。ネットで調べて知ったよ」 「そうか・・…

同性愛者としての初体験<5>

ボクらは話したいことが沢山あった。でも、いきなり本題には入らずに、高校時代の思い出の話。同級生の進学先の話。大学生活の話などあたり触りのない会話から始めた。そして打ち解けてきた頃合いを見計らって、ボクの方から本題を切り出した。 「そういえば…

同性愛者としての初体験<4>

話したいことがあるから今夜飲まない? ボクは喜んでメールの返信をした。 いいですよ。こっちも話したいことが沢山あります。 ボクには本当にヒロト君と話したいことが沢山あった。すぐにヒロト君からも返信がきた。 じゃどこで飲もうか? 知り合いのいない…

同性愛者としての初体験<3>

同じ大学にいた同級生がヒロト君でよかった。もし他の同級生だったら、「神原って相変わらず男が好きなの?」と質問されたかもしれない。そうなったら今まで同性愛者であることを隠してきた頑張りが無駄になってしまう。その点、同じ同性愛者のヒロト君は安…

同性愛者としての初体験<2>

まさか高校時代の同級生が同じ大学に通っているなんて思いもしなかった。ボクは思ったことを素直に口にした。 「なんでヒロト君がここにいるの?」 「えっ・・・同じ大学だからだよ」 戸惑っているボクを見てヒロト君は何か思い当たったようだ。 「そういえ…

同性愛者としての初体験<1>

大学2年生の7月になった。イサムさんと出会いがあってからのボクはというと大学の授業が本格的に始まってしまい同性愛者としての活動はしなくなっていた。主だった活動をしない代わりにインターネットを見て知識を蓄えていた。 ボクは同じゼミのメンバーのシ…

同性愛者の女装にまつわる話

前職のノンケ友人(村上)との会話でカミングアウト済み関係です 村上:ようやくこの一連の話が終わったね。途中から女装している人と会ったことの体験談ばかりだったね。 神原:そうなんだよ・・・書いてる本人もそう感じてました。女装してる同性愛者と出会…

同性愛者の友達が欲しい<9>

ボクはイサムさんに抱きつかれて痛かった。イサムさんはボクより背が高くて体格もよかったからだ。 「タカオミ君の体は暖かいな〜」 イサムさんは気持ち良さそうだった。ボクは特に気持ちが良い訳ではなかったけど、イサムさんが気持ち良いならそれでいいと…

サイト更新する作業は場所を選びましょう

前職のノンケ友人(村上)との会話でカミングアウト済み関係です 神原:3月18日から21日まで連休を取って実家に帰省したんだ。 村上:珍しいね。滅多に実家に帰省してないんだよね?前に年末年始も福岡にいた時があったよね。 神原:もはや・・・日のある時間…

同性愛者の友達が欲しい<8>

ボクが手を繋いだ一番の理由は謝罪だった。イサムさんの肉体関係の希望に応えることができないので、せめて手を繋いであげようと思っていた。繋いだイサムさんの手は冷たかった。 「タカオミ君の手は暖かいな。私の手・・・冷えててごめんね。そういえば今日…

同性愛者の友達が欲しい<7>

この公園を待ち合わせ場所にされた時から予感していたけど、その予感は当たってしまった。 「ヤるとしても・・・どこでするんですか?」 ボクは念のために確認してみた。 「ヤるならトイレか森の中だけど」 「やっぱりそこでするのか!」とボクはズッコケそ…

同性愛者の友達が欲しい<6>

ボクは公園のトイレ前のベンチに戻って来た時点でなんとなく嫌な予感がしていた。ハッテン場に連れて来たってことはやっぱ肉体関係が目的かと疑っていた。メール相手の人はボクに話しかけて来た。 「君のこと何て呼んだらいい?」 「タカオミでいいですよ」 …

同性愛者の友達が欲しい<5>

ボクは生まれてはじめて女装している人に会った。そして頭の中では完全に思考が崩壊していた。 「こんな姿で驚いた?」 ボクの気持ちを見透かしているかのようにその人は言った。 「そうですね・・・少し驚きました」 実際にはかなり驚いていたのだが、面と…

同性愛者の友達が欲しい<4>

ボクは公園に向かいながら考えていた。 「本当にこんなに簡単に会ってしまって良いのかな?もう少しお互いの価値観とかの確認をしてからでもよかったのでは・・・」 大人になって経験を積んだ今なら、もう少しメールのやり取りをしてから会うくらいの慎重さ…

同性愛者の友達が欲しい<3>

ボクは掲示板サイトに投稿した自分の文書を見返した。 「とうとう書き込んでしまった・・・これをどれくらいの人が見るんだろう」 はじめての投稿で、どれくらい待てば返信があるのか予測がつかなかった。 「すぐに返答があるとは思えないから、そろそろ寝よ…

同性愛者の友達が欲しい<2>

ボクは生まれてはじめて出会い系の掲示板サイトに投稿しようとしていた。 「どういった内容で書き込もうかな・・・」 ボクは他の人の投稿内容を参考にしながら、テキストエディタに文書の下書きを作っていた。 「そういえば他の人が書き込んでる、この暗号み…

同性愛者の友達が欲しい<1>

ボクは京都ハッテン場ガイドというサイトに出会って同性愛の世界についての知識を深めていった。そして実際にある公園のハッテン場に行ってみて同性愛の世界にも触れてみたが、まだ見知らぬ人と肉体的な接触は怖かった。 「まずは同性愛者の友達を作りたいな…

インターネットの同性愛世界<8>

その人は◯◯◯を弄っていたが、興奮してきたのか鼻息が荒くなってきた。ボクはなんだか痛々しくなりその人から目をそらした。あらかじめネットでハッテン場の体験談を見ていたから、銭湯の時ほど驚きはしなかった。ただ・・・どう対応したらいいのか困っていた…

インターネットの同性愛世界<7>

ボクは驚いて立ち尽くしたまま、森の中のタバコの明かりを目で追っていた。すると向こうもボクの存在に気づいたようで、タバコ明かりが徐々に近づいてきた。枯葉を蹴散らす音や、道に落ちている枝を踏んで折れる音が森の中に響き渡っていた。 「怖いな……この…

インターネットの同性愛世界<6>

「あの公園に深夜になると同性愛者の仲間が集まるのか目で確かめてみたいな・・・」 ボクの気持ちは日に日に強くなっていた。そんな時にちょうどゼミの飲み会があった。飲み会の場所はあの公園の近くで、15分くらい歩けば着く距離だった。ボクは密かに飲み会…

初体験のことを書くのは恥ずかしいよ

前職のノンケ友人(村上)との会話でカミングアウト済み関係です 神原:あぁ・・・そろそろ夏が近づいてくる。憂鬱だな。 村上:そろそろ夏って・・・ようやく春だよ。 神原:このサイトで書いているボクの過去の思い出のことだよ。今書いてるのが大学2年生の…

インターネットの同性愛世界<5>

「よし・・・勇気を出してハッテン場に行ってみよう!」 数日後、ボクはようやく決意した。大学の講義が終わり友達と別れたボクは原付に乗ってサイトで紹介されていたある公園に向かった。今からボクが向かう場所を友達が知ったらどう思うだろう・・・少し後…

インターネットの同性愛世界<4>

このサイトを見ていると、本を読む以上にリアルな同性愛者の世界を教えてくれた。そして徐々にハッテン場がどのような場所なのかわかってきた。ボクが住んでいた京都市内には、大きく5種類のハッテン場があるようだった。 ①公園や観光地などの野外 サイトの…

インターネットの同性愛世界<3>

京都ハッテン場ガイドというホームページだが、存在したのは今から10年近く前の話だ。ボクが大学を卒業してから間も無く閉鎖されてしまい、現在は見ることができなくなっている。恐る恐るサイトを表示したボクは少し驚いた。どこかの危ない企業が運営してい…

インターネットの同性愛世界<2>

はじめて同性愛についてインターネットで検索をしてみた。そして検索結果が表示されるのをドキドキして待った。 「とうとう踏み込んでしまった・・・」 ボクはそう後悔しながら恐る恐る検索結果を見た。 「あれ?大丈夫そう・・・」 予想に反して、検索結果…

インターネットの同性愛世界<1>

春休みが終わり大学2年生になった。 「同性愛の世界と逃げずに向き合う」 実家から大学のある京都に戻ってきたボクはそう決意をしていた。そして同性愛と向き合うためにあるものを使うと決意していた。同性愛に関する本を読んでも、得るものがなかった時から…

同性愛者として生きる決意<2>

同級生からN君にボクの気持ちを暴露された後、ボクはN君とは会わないように注意を払っていた。N君の高校の文化際に誘われたこともあったが行かないようにしていた。中学時代の同級生が集まる場も、N君がいないことをそれとなく確認してから顔を出すようにし…

同性愛者として生きる決意<1>

大学生になって間もなく1年が過ぎようとしていた。大学時代の目標として立てた「大学時代からはカミングアウトせず、同性愛者であることを隠して生きる」いう目標は達成していた。しかし同性愛者として隠れて生きることに限界も感じていた時期だった。ボクは…

福岡ってゲイにとってどんな街なの?

前職のノンケ友人(村上)との会話でカミングアウト済み関係です 村上:前から気になってんだんだけど、福岡ってゲイの人が集まる場所って存在するの? 神原:福岡市内にゲイ関連の店がいくつかあるよ。特にある場所に固まってあるね。 村上:福岡市内にそんな…

ノンケに生まれ変わりたい<4>

ボクらは待ち合わせの時間にバイト先で落ち合い、近くのファミレスに移動して雑談をしていた。バイト先の話やサークルの人間関係の話などを中心に話していたが、恋愛話をしている時にカタハラさんが言った。 「他の男の人と話すのと違って、神原くんと話して…

ノンケに生まれ変わりたい<3>

同性愛者であることの悩みに関して、何の進展もなく時間が過ぎ、大学1年生の冬を迎えつつあった。キャンパス内では次々とカップルが誕生していてベンチで楽しそうに話していた。 「羨ましいな・・・ボクにはいつになったら普通に彼女ができてベンチで楽しそ…

ゲイのうえに痛い人だね

前職のノンケ友人(村上)との会話でカミングアウト済み関係です 神原:年取ってくるとさ、出会う男性の結婚率が当然上がってくるんだけど、恋までしなくても「この人はいい男だな〜」と思う人に、時々出会うんだよね。 村上:あまり聞きたくなさそうな話だね…

ゲイが語るゲイを見分ける方法

前職のノンケ友人(村上)との会話でカミングアウト済み関係です 村上:前から思ってたけど君ってゲイぽく見えないよね。見た目では判断できない。 神原:それはゲイの友達からも言われるよ。見た目でもゲイってわからないし話し方もゲイぽくないって。 村上:…

ノンケに生まれ変わりたい<2>

レジにたどり着いたボクはレジの店員に知り合いがいないことを確認した。そして他の客がいなくなったタイミングを見計らって急いでレジに向かい大人しい雰囲気の男性の店員に本を渡した。ボクは携帯電話でメールを打ってるフリをして、ひたすら目を合わせな…

ノンケに生まれ変わりたい<1>

銭湯での事件以降、同性愛者として生きることに希望が見出せなくなっていた。そして相変わらず大学時代から同性愛者であることを隠して生きているボクには好きな男性も女性もできていなかった。 同性愛が病気なのかはわからないけど、病院に行くなら精神科か…

大人の同性愛世界の入り口<7>

ボクは今まで気にも止めていなかった銭湯の貼り紙に目を向けた。貼り紙にはこう記載されていた。 「浴場内で他の人が不快と感じる行為を禁止しています。他人の体を触ったりした方は警察に通報します!」 この貼り紙の文言が、自分にも強く向けられている気…

星野源好きなんですかっておかしいだろ

前職のノンケ友人(村上)との会話でカミングアウト済み関係です 神原:少し前に昼飯食べながら職場でネットサーフィンしてる時、『星野源 オールナイトニッポンで「逃げ恥」新垣結衣は本当に家族みたい』ってタイトルのニュース記事を読んでたんだ。 村上:そう…

大人の同性愛世界の入り口<6>

「えっ?」 「それとも俺の家に来る?」 この人は絶対にヤバい・・・変態だ!・・・ 一瞬で判断したボクは、湯船の中で慌てて彼から距離を取った。ボクは彼の手が届く範囲から離れてから彼を睨んだ。彼の顔からは笑顔は消えていた。睨んだボクと目が合いすぐ…

大人の同性愛世界の入り口<5>

気分転換のため銭湯へ行きはじめたボクは、露天風呂に浸かって星を見ながらよく考え事をしていた。ボクの大学時代は、就職の氷河期と言われた時期で、企業の採用人数が少なく就職が難しかった。大学入学時から就職活動のことを意識して過ごさないと就職先も…