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ゲイとして生きる君へ

中学時代に同性愛に目覚めカミングアウトしてました。現在は隠れゲイ@福岡。過去の思い出や現在のことを綴っていきます。

同性愛の目覚め<3>

第2章 同性愛の目覚め




以前、何かの本で「同性愛者の人間が生まれた家系の先祖にも同性愛者がいて、遺伝的に同性愛のスイッチが入る可能性を持っている」といった内容の文を読んだことがある。もしそうだった場合、僕の先祖にも同性愛者がいたことになるが、ボクの知っている限りの先祖は全員結婚している。もちろん同性愛者であることを隠して生きた先祖もいるかもしれない。ボク自身の初恋は小学生時代の同じくらいの女の子だった。小学生時代に男の子を見ても特別な感情を抱くことは一度もなかった。

ボクが同性愛者になってしまった原因を思い返すと、1つ思い当たることある。生まれて小学生になるまで、近所に住んでいる同年代の子供が女の子しかいなかったことだ。遊ぶときも女の子らしい遊びが多く、ママゴトばかりしていた。男の子と野球やサッカーなどのスポーツをして遊んだ記憶が全くない。幼少時代に、女の子に対して友達として接し過ぎたため、「自分が女の子ではないか?」と潜在的に認識してしまったのではないかと思う。今でも女性に友達感覚で接してしまうことが多いけれど、幼少期の体験があるからかもしれない。

自分が同性愛者である認識が日増しに強まっていく中、N君のスキンシップはどんどん激しくなっていき、とんでもない発言までするようになってきた。

「神原さんと結婚しよ!」

おかしいのはボクよりN君だ・・・抱きつきながら男同士でする発言ではない。そんなことを言われると、N君も同性愛者じゃないの?と問い詰めたくなるが、いやいやいや・・・N君はボクだけではなく、誰にでも同じように接しているのだ。頑張って暴走しそうな妄想を抑えていた。

「はぁ?何言ってるの」

本当は死ぬほど嬉しかったのだけれど、顔に出さないように釣れない返事をしていた。

<つづく>