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ゲイとして生きる君へ

中学時代に同性愛に目覚めカミングアウトしてました。現在は隠れゲイ@福岡。過去の思い出や現在のことを綴っていきます。

はじめての有料ハッテン場<19>

 有料ハッテン場では若いというだけで結構モテてしまう。でも複数の人から相手構わずにバックを受け入れている二十代を見ると、ボクが慎重すぎるのもあるだろうけど、すごく無謀な生き方をしているように感じてしまう。

 ボクはちょうど三十代の中盤になった。二十代から三十代になるのはあっという間だったし、恐らく気づいたら四十代になっているだろう。多くの有料ハッテン場では、入店の年齢制限が四十代中盤になっている店が多い。正確には受付で年齢確認をしている訳ではないので、見た目が若ければ、五十歳くらいまでなら通っていてもバレないだろう。時々、有料ハッテン場のホームページの掲示板を見ていると、若い人達が年寄りバッシングの書き込みをしているのを見かけることがある。

「若い人だけで集まろうぜ」
「さっき触って来たおっさんキモかった」
「まじでおっさんは勘弁して欲しい」

 そんな書き込みを見ていると、悲しくなって来る。時には掲示板上でなじり合いが始まることもある。果たしてゲイの中で、四十代中盤の年齢制限を迎えるまでに、パートナーを見つけて有料ハッテン場に来る必要が無くなる人が何人いるのだろう。

 そんなことを考えていると、前に野外のハッテン場になっている公園で出会った五十代過ぎの人たちのことが頭の中をよぎってしまう。このままボクも彼らと同じようになってしまうのだろうか。有料ハッテン場には出入りができなくなり、出会い系の掲示板で年齢を偽って書き込んでもバッシングされるだけだし、正直に五十代であることを打ち明けて書き込んでも、恐らく誰も相手にしてくれないだろう。

<つづく>