ゲイとして生きる君へ

中学時代に同性愛に目覚めカミングアウトしてました。過去や現在のことを綴っています。毎日更新中@福岡

同性とのファーストキス<11>

 次は鴨川だ。ここも修学旅行で見た時は、ただの川ぐらいにしか思えなかった。実は鴨川沿いの、ある公園が野外のハッテン場になっている。ついでに鴨川沿いのベンチもだ。興味が会って深夜遅くに何度か行ってみた。公園内のトイレ前のベンチに全裸の男性が座っていたのには驚かされた。ここでは色々と変わった同性愛者の方と会話して、同性愛者としての生き方を考えさせられた。。それに鴨川沿いのベンチに座って、川の流れる音を聞きながら、将来のことをいろいろと考えたりしていた。

 次は嵐山と桂川。あれは冬の寒い日だった。風がビュービューと吹きつける中、出会い系の掲示板を経由して知り合った男性と会うために夜遅くに原付に乗って出かけた。渡月橋の駐車場に原付を停めて、ボクは缶コーヒーで手と体を温めながら、待ち合わせの男性が姿を現すのを期待して待ち続けた。

 最後は金閣寺だ。正確には「金閣寺」ではなく「金閣」だ。寺内には「正面の建物は金閣です。金閣寺ではありません」と、わざわざ立て看板で説明書きがされている。でもなぜかバス停の名称は「金閣寺前」だったり、「金閣寺道」だったりする。金閣寺前のロータリーで、出会い系サイトで知り合った男性と待ち合わせして、車に乗せられて京都市内のラブホテルに行った。実はこれがボクにとって初めてのラブホテルだった。同性同士でホテルを出入りする所を見られてはまずいので、助手席で身をかがめていたのは虚しい記憶だ。

 同性愛者としての思い出をあげると、まだ沢山出てくるけど、それは他に機会に書きたい。中学時代の修学旅行で観光した思い出は、ほとんど残っていない。でも大学生になってから、別の意味で巡り歩いた思い出ははっきりと残っている。修学旅行の同性愛者としての思い出といえば、やっぱり旅館でやった劇の思い出だけだ。

<つづく>