ゲイとして生きる君へ

中学時代に同性愛に目覚めカミングアウトしてました。過去や現在のことを綴っています@福岡

LGBTシンポジウム参加レポ<1>

 福岡市が3月25日に開催した『LGBTシンポジウム〜多様性を認め合う社会の実現を目指して〜』に出席した。開催場所は天神の福岡市役所だった。前日も天神で開催されたライブに行ったので2日続けて天神に訪れていた。

 ボクは11時に天神に到着して、天神コアの地下一階にある『彩』という行きつけの店で昼食を済ませた。そして天神のジュンク堂の横にあるスタバでコーヒーを飲みながら本を読んで時間を潰して、13:00の入場時間になってから店を出て福岡市役所に向かった。福岡市は快晴で暖かくてコートを着ている人もいなくなっていた。ところどころにある桜の木には少しづつ花が咲き始めていた。

 なんでLGBTシンポジウムに参加することになったの?

 その疑問に思う人もいるかと思うので経緯を簡単に説明すると、tiwtterのタイムラインを眺めていた時だった。以下のツイートが目についたからだ。

 

 こういったシンポジウムって……どんなことを話してるんだろう?

 そんなことを思いながら、ボクはこのツイートを見てすぐに事前登録の申し込んだ。「こんなシンポジウムに参加して知り合いと会ったら自分がゲイであることが周囲にばれるんじゃない?」と思ったけど、行ってみたいという好奇心には勝てなかった。インターネットの画面に、自分の氏名や住所を記入して勇気を出して申し込みをした。ツイートを見て申し込みが完了するまで10分もかからなかった。「どこからか登録情報が漏れたりして、自分がゲイであることがバレるんじゃないだろうか?」とか詮索もしたけど、どちらにせよ好奇心には勝てなかった。

 ボクはLGBTに関する社会活動は全くするつもりがない。でもどんなことが行われているのか実際に見たことがなかったから、きちんと自分の目で見てから判断したいと思った。それには今回のシンポジウムはいい機会だと思った。

 スタバから歩いて3分もかからずに福岡市役所の入り口まで来ると、次々と人が福岡市役所に入っていた。そしてエレベーターに乗って15階まで上がっていった。日曜日で市役所の主な業務は休みだから、目の前にいる人たちはみんなシンポジウムの参加者に間違いないと思った。

 これは……結構な人数が参加することになっているのかな?

 LGBTをテーマにしているから、「LBGT当事者とLGBTを家族が多く参加してるんだろうな」と、漠然と想像していたけど、15階に上がって行く人たちの姿を見ていると、全くイメージとは違っているような人たちが大半を占めていた。ボクはその人たちと一緒にエレベーターに乗って会場のある15階に上がった。なんだかLGBTの当事者とは全く違う感じの人たちばかりで、エレベーターの中は居心地が悪くて顔をそらしていた。そして15階で降りて人の流れに沿ってシンポジウムの会場の入り口についた。

 

 参加している人たちがLGBT当事者ではなさそうな人たちが多かったので、ボクはその人たちと同じように「俺はLGBT当事者じゃないっすよ」という何気ない感じを装って受付に申し出た。この辺は相変わらず気が小さいままだ。

 受付の担当者から「事前登録はしていますか?」と質問されて、「はい。しています」と答えた。「では入っても大丈夫ですよ」と、特に氏名の確認をすることもなく、身分証を提示することもなく入場を許可された。この辺は「テーマがテーマだけに、気軽に参加できるように配慮してくれているのかもしれない」と思った。

 ボクは挙動不審な感じでキョロキョロ辺りを見渡しながら緊張しつつ会場に入った。

 初めての訪れた「LGBTのシンポジウム」。

 今回はこのシンポジウムで「どんなことが話されたのか」と、ボクが「どう感じたのか」を中心に文章を書き進めていきます。

<つづく>