ゲイブログ仲間はどうやって文章を書いてるんだろう?

 このサイトの文章を書きながら「他のゲイブログを書いている人たちは、どうやってブログを更新してるんだろう?」と思うことがある。

 家で書いている人たちもいるだろう。喫茶店のように外で書いている人もいると思う。ボクといえば、家で書くほうが圧倒的に多い。外で書くのは休みの日くらいだ。ボクのブログを書く環境については以下の文章に書いている。 

 ここに書いていないことと言えば、「お香」を焚きながら書いていることくらいだ。

 祖父母の家に帰省した時。仏壇のお香の匂いを嗅いでたら心の中が静かになっていくのを感じた。田舎の路地裏を歩いていて、ふとお香の匂いを嗅いだ時、なんだか懐かしくて心が落ち着くのを感じた。

 それを子供心に覚えていて「お香を焚きながら文章を書いたら集中できるんじゃないだろうか?」と安易に考えて、早一年以上。お香を焚きながら文章を書き続いている。この文章を書いている今も「お香」を焚きながら書いている。

 最近、このサイトの更新時間が朝になっている。

 ゲイブログを書いてる人たちのサイトの更新時間を見れば、その人が「日中型」なのか「夜中型」なのか分かる。「この人は日中型なんだろうな?」とか面白く観察している。

 ボクは今まで21時くらいまでに家事を終わらせて、長くて1時間半くらいかけて文章を書いていた。そして翌日の0時に記事が投稿するように予約設定してから23時前には寝ていた。いわゆる「夜中型」のタイプだった。

 この更新方法は酷い面もあって、記事が公開されて読んでいる人は起きているのに、記事を書いた本人は夢の世界に飛び立っているという状況だった。ボクにも一応理由があって、毎日サイトを更新すると決めているから、0時にサイトを更新しておけば、次の更新までに最悪でも2日間に近い猶予時間がある。仕事でトラブルが突発的に起こって文章が書けない状況になっても、2日間に近い時間があれば、「どうにか更新できるだろう?」と思って0時に更新してきた。

 ただ年明けくらいから感じていたんだけど、夜中に文章を書くことができなくなってしまった。このサイトを毎日更新していくと決めていて、その熱意は変わらないけど、どうしも文章を書くことができない状況になっていた。

 原因は分かっている。

「日中」の仕事が「選ぶ」という作業の連続だからだ。

 詳しくは書けないけど立場上、同じ職場の同僚から。出入りしているベンダーから。その他大勢から。ひたすら直接もしくは電話もしくはメールで問い合わせが来る。ほぼ日中はフルな状況で稼働している。ひたすら仕事上で「選ぶ」という作業をしていて、それで仕事が終わって家に帰って「選ぶ」という作業ができなくなってしまった。

 これはボクの勝手な解釈だけど、文章を書くという行為は「自分の心の中にあるものを、言葉を選んで文字に落とし込む作業」だと思っている。

 ただ仕事で「選ぶ」ということを、ずっとやっているせいか、夜に文章を書くことができなくなってしまった。それと加齢の原因もあってか、休みの日も夜に書けなくなってきた。このまま夜に書いていても、自分の心の中にあるものを言葉に選んで文字に落とし込む際に、間違えそうな気がしていた。

 ずっと「どうにかできないものか?」と考えていたけど、朝起きたばっかりだと、昨日分の「選ぶ」という行為の件数が初期化されて、すっきりしていることが分かった。それでゴールデンウィーク明けから、朝に文章を書くように変更することにした。

 ただ冬の季節になると4時過ぎに起きるのは寒くて難しいと思う。どうやって更新していくかは、日々状況を見て変えていこうと思う。

 話は変わりますが、朝からエゾマルさんの文章を繰り返し読んでtwitter上に感想を書いてたら時間がなくなりました。まぁ……そんな日もあります。ボクの文章を読むくらいだったら、エゾマルさんの素敵な文章を読んでください。