ゲイとして生きる君へ

中学時代に同性愛に目覚めカミングアウトしてました。過去や現在のことを綴っています@福岡

東京レインボープライド2018(レインボープライドの意義って?編)

 どんなブースが出展されていたかは、twitter上にまとめているので、そちらを見てほしい。

 これは民間関連が出展しているブースの話だけど。

 基本的には物を売っている会社が出しているブースは、早い話が「物」を宣伝して売りたいというコンセプトで単純だから好感が持てた。マルイやパナソニックや資生堂などがあたる。

 逆に「君もアライになろう」「LGBTフレンドリーな職場を作ろう」「LGBTが自分らしく働ける社会の想像」といった、「概念」を提供しているブースは、コンセプトが分からない面も感じた。やっていることも写真撮影などが多くて、一緒に写真を取っても「それがどうなるんだろう?」と疑問に思った。形や目的は変えているけど、似たようなブースが多くあった。そしてGoogleやfacebookや楽天など大手IT企業の出展ブースが、どこか似たような展示内容で残念だった。

 2日間かけてほぼ全てのブースをまわったけど、一番面白かったのは『TENGA(テンガ)』だった。レインボー色のオナホールを売っていて、売り場の右隣では、そのオナホールを使って射的場を設けていた。そして売り場の左隣にある、そこそこ広いスペースを使って、下の写真のようなポスターが貼ってあった。

 このポスターを見て、なんて潔くてカッコいいスローガンなんだろうと感心してしまった。

 これはボクの個人的な印象なんだけど、「TENGA(テンガ)」という言葉を聞くと、思わず「くすくす」と笑ってしまうことがある。アダルトグッズ専門店というイメージで、なんだか「不真面目」な感じがしてしまうからだ。

 でも、このポスターを見て「不真面目」な存在から「真面目」な存在に対して、正面から向き合おうという意思のようなものを感じた。そして、この真面目なポスターの隣で、不真面目にオナホールを相手に射的をしているから、なおさら可笑しかった。店の前で笑っているボクの姿を、不思議そうに店員が見つめていた。

「真面目」な面と「不真面目」な面が混在していて、ユーモアがあって素敵なブースと思った。なんとなく『おっさんずラブ』というドラマのことが頭をよぎった。

 東京レインボープライド2日目。

 chuckさんをはじめ。ヤシュウさん。たぬ吉さん。AIR-J'さん。りきまるさん。ゆうじボーイさん(誘いを断ってごめんね。前日にたぬ吉さんと会って睡眠不足でした)。他にも多くのゲイブログ仲間が会場に集まっていた。

 chuckさん……ヤシュウさん……はいないかな。

 そう思いながら会場を歩いていた。

 あの2人なら顔を見れば誰だかわかる自信があった。そして遠くから彼らを見れれば、それでいいと思っていた。ボクの顔を知ってるのはたぬ吉さんだけだった。彼と偶然に出くわさなければ誰もボクの識別できないはずだった。

 ただ……人が多すぎて見つけるどころではなかった。

 ボクは彼らを探すのを諦めた。それにしても普段、ゲイブログ上でしか繋がっていない人たちが、同じ公園内に集まっていると感じるだけで感慨深いものがあった。

 後日、AIR-J'さんが「同窓会」という言葉を使って、ブログを書いているのを読んで、「あぁ……なるほど。そういった側面もあるよな」と思った。

 ボクには東京レインボープライドのイベントも、パレードをやる意義もはっきりと理解できていない。でも「同窓会」と考えると、素敵なイベントに思えた。また機会があれば参加したい。そして次に参加する時は、ゲイブログ仲間と一緒にパレードを歩きたいと思った。

<つづく>