ゲイブログに言及することの指針について

ここ数日間、ずっと悩んでいたことがある。

今書いている話の続きに書いてもよかったけど、もういい加減に話が後戻りするのはどうなのかと思って別枠で書くことにする。

今月になってから、このブログ機能をいくつか変更した。

記事の「SNS共有」のボタンを消した。それに「読者登録」のボタンを消した。それにtwitterアカウントを閉鎖した。以前から「スターマーク」や「コメント欄」も消していた。もう「はてなブログで書く意味ないよね?」という状態になるくらい機能を殺してしまった。

今回書きたいのは、この殺してしまった機能についてだ。

このはてなブログの「スターマーク」をつける機能だけど、はてなブログを書き始めた頃は、他のゲイブロガーとの関係を築けたりして便利なんだけど、ボクの中である時期から非常に邪魔な存在になってきた。

今はブログ更新を止めてしまったけど「toshiyaさん」というゲイブロガーが書いた文章がある。

他の方々のブログのスターにこの人は付いているのに自分には無いなとか思うと
あっ俺、何か嫌われてるのかな? 
など勝手に連想を膨らましながら
このブログのグループでも溶け込めない惨めさや孤独さで苦しんでいました。

ボクも同じように考えていた時期がある。

ボクは半年くらい経って、「スターマーク」の存在が気になって自分が書きたい文章が書けなくなった。それに自分の中で勝手に想像して膨らませてしまったネット上の人間関係を気にするのも煩わしくなって、そもそも「スターマーク」のボタンを消した。

ボクはtoshiyaさんの書いた文章にあまり反応しなかったけど、彼が書いた文章は全て読んでいた。繰り返して何度も読んだ文章もある。でもボクも他の人に「スターマーク」をつけてるのに、彼の書いた文章にはつけなかったりと、自分が気が付かないところで、彼に対して嫌な思いをさせてしまったと気がついて後悔した。

このサイトを立ち上げて、あと少しで2年目に突入してしまう。そろそろ立場的に古参ゲイブロガーになってしまった。もう若手ゲイブロガーの時代は終わってしまって、相手のサイトにスターマークをつけて人間関係を築く段階は過ぎてしまっているように思う。最近では、自分のサイトが「ハブ」のような存在に変わっていかないといけないように思っている。

ボクの中で「スターマーク」をつける基準が、個人的にメールなどの何かやり取りをしたことがある人。同年代の人。それぐらいで基準で曖昧だ。何のやり取りもない若い人に対していきなり接触するのは避けていた。

自分の中で、「スターマーク」をつけるちゃんとした指針があるわけじゃない。はっきり言えば、その場のノリだったりする。

以前から、自分のサイトの「スターマーク」や「読者登録」のボタンを消しておいて、相手のサイトの「スターマーク」や「読者登録」のボタンを押したりするのもどうなんだろう?と悩んでいた。

先日、ある方が「神原さんは自分のことを嫌っているかもしれない」とゲイブログ上で書いていた。現在は消されているけど修正前の文章を読んでしまった。ボクとしては「勢いのある若い新人ゲイブロガーが出てきたな」と思って、同じ本を読んでいたこともあって更新を楽しみにしていたので、彼の反応に驚いた。

その方の書き込みを読んで、自分の中でずっとモヤモヤとしていた悩みが吹っ切れた。そのきっかけをくれた彼に感謝している。

ついさっき、このサイトの「自己紹介」のページに追記したけど、今後、他のゲイブログの「読者登録」をするのは止めようと思う。そして他のゲイブログの「スターマーク」や「いいね」のボタンを押すのは止めようと思う。

以前も書いたけど、ボクは何の反応のしないけど他の方が書いたゲイブログをちゃんと読んでいる。

ボクのサイトに対する「読者登録」や「言及」してくれたことに対するお礼がしたいと思ったら、自分の言葉を添えてから「相手サイトのコメント欄」か「自分のサイト上で言及」して返答したいと思う。「これは面白い」と思った文章があれば「スターマーク」をつけるのではなく、ボクのサイトで、自分の言葉を添えてから言及して紹介していきたいと思う。

別に他の方が「スターマーク」を押してることを批判するつもりはない。ただボク自身の性格上、そうしないと気が済まないだけだ。

これからは、ちゃんと自分の言葉で責任を持って、他の方が書いた文章に対して接していきたい。