ゲイブログを書き始めて2年目を迎えて<上>

まさかゲイブログを書き始めてから、2年間も毎日更新することになるとは思わなかった。

実際には2017年1月25日から「note」で文章を書き始めて、それから2月になって「はてなブログ」に移行した。毎日パソコンに向かって地道に文章を書き続けて、あっという間に2年間が経過した。

あの日あの時に、勇気を出して文章を書いてネット上に文章を流してから早2年。

もうあの時のように「こんなこと書いていいのかな?」というような初々しい緊張感は無くなってしまった。そういった新鮮さを無くしたことで失ったものと得たものがあるのだと思う。新しいゲイブロガーが緊張しながら書いた文章を読んでいると、当時の自分の姿を重なっていじらしくなってくる。「緊張する気持ちはわかるよ」「でも大丈夫だよ」と何か声をかけてあげたくなってくる。

もう今となっては古参のゲイブロガーになってしまって、ボクはすっかり図太くなってしまった。

このサイトのために、かなりの時間を使ってきたけど後悔は全くしていない。

そんな中で最近になって気になるゲイブロガーが何人か出てきたので嬉しかったりする。このサイトでも名前を出したゲイブロガーたちだけど、ボクはもっと他のゲイの人たちの過去のこと。現在のこと。そして未来の願望などを読んでみたいと思っている。

こんな人がいるのか分からないけど、もし過去の出来事を書いていく上で、ボクの書いているスタイルと似てしまうと気にしている人がいるのなら気にしないでいい。ボクとしては真似してもらっても構わない。適当に参考にしてもらって、どこか真似できるところがあるのなら、どんどん自分流にアレンジしてから取り入れてほしい。

ただボクの書き方を真似すると、最初の頃は思ったよりはアクセス数は伸びないかもしれない。特にアクセス数を気にする人は、ボクの記事のタイトルの付け方は真似しないほうがいいかもしれない。

例えば、このサイトの記事のタイトルは「はじめての有料ハッテン場<1>」「はじめての有料ハッテン場<2>」といった感じで、同じ記事のタイトルに番号をつけて書いているけど、アクセス数をアップさせることを考えたら、この記事のタイトルの付け方は勿体無い。それこそ各記事にサブタイトルでもつけて、検索に引っかかるよな言葉を入れておけば検索サイト経由でのアクセスがもっと増えるはずだ。このサイトの記事の総数は750以上になっているので、その方法を取れば、恐らくもっとアクセス数が増えるかもしれないけど、ボクは意図的にやっていない。

もともとアクセス数が増えたところで広告を一つも貼ってないから収入も一銭もない。お金を稼ぐような短期的な目的には興味がない。もっと長期的な目的を持って毎日文章を書いてきた。ボクとしては、このサイトと何か不思議な縁がある人だけが、偶然に辿り着いて暇な時に読んでくれるだけでいい。

これまで会話形式の文章だったり、議事録形式の文章だったり、手紙形式の文章だったり、レビュー文章だったり、いろいろなスタイルで文章を書いてきた。それでもまだ「こういった感じ文章を書いてみたい」という願望はあるのだけれど、ボクの思考力と文章力のレベルが全く追いついていない。

ちなみにボクは今、池田晶子さんの『14歳からの哲学』『14歳の君へ』のような文章を書いてみたいと思っている。ただ、今まで書いてきた文章と違って哲学的な内容を含む文章を書くことになってしまうので、ボクの能力では手に負えず挫折してしまっている。いつまでも池田晶子さんの2冊の本が家の本棚に置いたままのをショウタさんは目撃している。

それに「文章を書くための能力」以外にも問題がある。

それは「文章を書く時間」だ。

ここ最近は「文章を書く時間」がまともに取れていないのが現状だ。

<つづく>