毎日のサイト更新を止めた前後<2>

前日に書いた『一つの区切りを迎えました』がネット上で公開された時間帯。ボクは仕事が終わってから彼と一緒に映画館までレイトショーを観に行っていた。「いつもは真面目な映画ばかり観ているけど、たまにはくだけた内容の映画を観てみようか?」という理由から『翔んで埼玉』を観た。ただ映画を観ながら「今頃、あの文章が公開されているんだろうな」と思うと、映画の内容に笑いながらも少しだけ複雑な思いがした。

家に帰ってからスマホを見ると、まだ投稿してから1時間も経たっていないのに、あるゲイブロガーが触れてくれていた。

メールでくれた方には個別にメールで返信しているので、この場ではブログ上で言及してくれている人だけ、ボクの方も言及することにする。驚いたことにブログとメールとどちらでも書いてくれたストーカー染みた人もいたけど、いつか彼とは直接会うこともあるだろう。

最初に言及してくれたのは「nagiさん」だった。

xnagi.hatenadiary.com

nagiさんは過去にも何度かボクのことを言及してくれている。全く気が付いていないかのように反応していないけど、ちゃんと気がついている。恐らく他の誰にも分からないようなボクとnagiさんの間でしか分からない言葉のやりとりが行われたこともある。そんな「めんどくさい」やり取りをしている。nagiさんと直接会ったことはないけど、彼と一緒に警固公園の周辺を歩きながら「あの人がnagiさんかもしれないよ?」と言い合ったりしたこともある。まるで絵本『ウォーリーを探せ!』を現実世界で移し替えて「ナギを探せ!」みたいなことをやったこともある。恐らくnagiさんもボクらと似たような思ったことがあるんじゃないだろか。きっとnagiさんとは福岡の街のどこかですれ違っていると思う。

次に言及してくれたのは「ふちさん」だった。

fuchi00.hateblo.jp

ボクは以前からふちさんとは、かなりの部分で価値観が似ていると感じていた。ふちさんの書いた文章を読みながら「これって自分が書いた文章だっけ?」と思ったこともある。はっきり言って全ゲイブロガー中で、ボクと一番考え方が似ているように感じている。ふちさんは「他にも、僕の文章を読んでくれているのかなと思う文章を神原さんが書いていることもあったりして、それがとても嬉しくて、励みになっていました。」と書いていたけど予想通りだ。ふちさんの書いた文章を読んで、それとなく返信の文章を書いたことが何度かある。

その次に言及してくれたのは「悠さん」だった。

ztp.hateblo.jp

ふちさんと同じように悠さんともかなり価値観が似ていると感じている。ふちさんに続いて二番目に価値観が似ていると感じている。そんな二人が揃って言及してくれたのが嬉しかった。以前も書いたけど、ボクは悠さんの過去に興味がある。まだその過去の出来事を書くまで辿り着いてない。書くには精神的に辛い文章になると思うけど、時間がかかってもいいので、いつかそこまでたどり着いて欲しいと思っている。ボクは悠さんがその出来事にどう向き合っていったのか興味がある。

そんな状態で読者登録はしていなくても気になっているブログは全て読んでいる。はてなブログのゲイグループに属している人のブログは全て読んでいる。無反応のように思えて気になった文章には、それとなくバレないように言及するのが密かな楽しみだったりする。

それで今まで書いてこなかったけど、この機会に打ち明けることにする。

「ふちさん」と「悠さん」。そして今回名前を挙げていないのだけれど、以前から気になっているゲイブロガーが「もう一人」だけいる。ほぼ同じ時期にゲイブログを立ち上げたその3人が書いた文章を読んでいて以前から考えていたことがあった。