読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ゲイとして生きる君へ

中学時代に同性愛に目覚めカミングアウトしてました。現在は隠れゲイ@福岡。過去の思い出や現在のことを綴っていきます。

母親にゲイとバレる日<3>

第5章 母親にゲイとバレる日




家に帰るといつも通りの母親が出迎えてくれた。

内心ドキドキしながら、母親を観察していたが、いつも通りに日常会話をしてきた。ボクに対して直接問いただすことは避けているのかもしれないと思い、様子を伺っていたが、何日経っても母親から変わった反応はなかった。

友人の母親は本当に暴露していないのかもしれない。時間が過ぎて僕の中で疑念が少しづつ薄れていったある日、全く別の人が「ボクがゲイであること」を母親に告げてしまう事態が発生した。

中学生時代、高校生時代の友人ではなく、まだボクがカミングアウトをしていない時代で、そもそもゲイでもなかった時代だった小学生時代の友人の母親から僕の母親に告げられてしまったのだ。

ある日、学校から帰ってきてテレビを見ているボクに母親が話かけてきた。

「小学時代にあなたの同級生のN君のお母さんと久しぶりに会ったよ」

「最近、N君とは会ったことないね〜」

かなり久しぶりにN君の名前を聞いたけど、もう何年も会ったこともなかったから、特に興味も湧かなかった。しかし母親は何か話したいことがあるようで、ボクの顔をずっと伺っていた。何だか様子がおかしいな?と思いながら無視してテレビを見ていたボクに母親が言った。

「N君のお母さんから聞いたんだけど、孝臣ってホモなの?」

<つづく>