ボクらは待ち合わせの時間にバイト先で落ち合い、近くのファミレスに移動して雑談をしていた。バイト先の話やサークルの人間関係の話などを中心に話していたが、恋愛話をしている時にカタハラさんが言った。
「他の男の人と話すのと違って、神原くんと話してると女同士で話してるみたいな気がする」
ボクは答えた。
「同じようなこと結構言われるんだよね」
「やっぱり?なんでかな〜恋愛観とか結婚観とか絶対に男の視点じゃないよ。実はゲイなんじゃない?」
「ばれた・・・実は◯◯君のことが好きなんだ。◯◯君に抱かれたい」
ボクはさらりと冗談めかしてカミングアウトしていた。
「そうなんだ!◯◯君とならお似合いだよ。結婚式には呼んでね!」
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