ゲイとして生きる君へ

中学時代に同性愛に目覚めカミングアウトしてました。過去や現在のことを綴っています@福岡

同性愛者の性長記録<2>

 そもそもボクにとって「同性愛への目覚め」と「性の目覚め」は、中学一年生と時期もほとんど同じだった。確か「同性愛への目覚め」が少しだけ早くて、すぐに「性の目覚め」がやってきた。

 もちろん最初に「おかず」にしたのも同性が相手だった。ただ「同性愛への目覚め」と「性の目覚め」が来たものの……実在する人間で不埒なことをするのは少し先で、まずは手頃なアニメや漫画の同性のキャラクターが始まりだった。

 書くのも恥ずかしい話だけど、確か生まれた初めて「おかず」にしたのは、あるアニメの主人公だった。その主人公は男の子だった。そのアニメはボクが小学六年生の頃に放送していたアニメで、ボクはそのアニメが大好きで、ある月刊のアニメ雑誌も購入していた。その主人公は十三歳で、アニメの放送当時のボクは十二歳だった。つまりその主人公の方が一歳ほど年上だった。小学六年生の頃は、「同性愛への目覚め」と「性の目覚め」も始まっていなかったので、ボクは単純にアニメの内容を楽しく見ていた。アニメ雑誌も単にそのアニメの情報が欲しくて買っていただけだった。

 ここまで読んでて何のアニメよ?って気になる人もいるかと思います。

 

 えぇ……と、本当に恥ずかしいのだけれど、もう少しはっきり言いますと、そのアニメとは「ガンダム」だったわけです。
 
 小学六年生=1993年だったので、その時期に放送しているガンダムを調べれば一発でわかるとは思います。ボクが何で「おかず」にしていたのかも分かると思います(あぁ……穴があったら入れてみたい。じゃなかった入りたい)。ついでにガンダムと聞けば、何のアニメ雑誌を購入していたのかも多くの人は予想がつくと思います。
 
 小学生時代は、そのアニメのストーリーが好きで見ていただけだった。そのガンダムだけど、登場キャラクターを皆殺しにするので有名な富野由悠季監督だったので(子供の頃は監督のことは知らなかったけど)、出て来るキャラクターが次々と死んでいくのが、子供心にも新鮮で録画して噛り付きで見ていた。なんせ主人公の目の前で、その母親の首がちょん切れてしまう恐ろしいシーンもあったぐらいだ(後で知ったんですが、このシーンには親達から放送局にクレームが来てたらしい)。でも戦争って人が死ぬものだし、子供のボクには、そのリアルさが面白かった。それに登場人物のセリフ回しが独特で小学生ながら感心して見ていた。

 そのアニメの放送時間は金曜日の夕方17時からだった。そんな訳で学校が終わったら、録画しているにも関わらずに放送に間に合うようにダッシュで帰宅していた。

<つづく>