ゲイブログを書き続けて1年半を振り返る
このサイトを初めて、毎日更新を続けていて1年半以上が経過した。そこで、ちょっと真面目に最近のことを振り返ってみる。
5月に東京から戻ってきてから、「今後どういった文章を書いていこうか?」という模索は相変わらず続いている。
悩んだ結果、まずは書きかけで止まっていた文章の続きを書き上げていくことにした。そこで先日『深夜のカミングアウト』という文章を書き終わって、やっと一息ついた。
さて……これからどういった文章を書いていこうか?
と、頭の中で悩みが再燃してきている。
書くネタが無くなったの?
と問われると、そうでもない、現時点でネタはまだ沢山ある。恐らく半年先は毎日書けるくらいのストックはある。ゲイという側面の話だけで半年は書けるし、別にゲイという側面以外を話にしても書くことは山ほどある。
それに新しく出会うゲイの人達もいる。
東京から福岡に戻ってきて、何人かと出会っているけど、その人達のことを書くこともできる。でもボクは最近出会った誰かとの具体的な出来事について書くつもりがない。まだ、ボクの中で思い出になっていなからだ。一人だけ「自分のことを書いていいよ」と積極的に言っている方がいるけど書くつもりはない。わら。
最近、毎日更新するというスタイルは、ある時期で止めるべきかもしれないと考えている。例えば土曜日と日曜日は更新を止めるのも手かもしれないと考えていた。でも1年半以上も毎日更新を続けて来て、それはもったいないという思いもある。
さらに実際に会った人たちから感想を聞いたり、メールなどで感想をくれた人たちもいて、更新を楽しみにしてくれてる人がいると実感できると、単純に嬉しかったりする。
ただ、はっきりと書いてしまうと、ボクはもっと創作文章を書いてみたいと思っている。既に自分の体験したことをメインにした文章だけでは限界を感じていて、もっと別な形の文章を書きたいという思いが強くなっている。
ただ、そのためには、もう少しまとまった時間が必要だ。
ボクは器用ではない。
何かを始めるのに、何かを削ってバランスを取りながらでないと生きていけない。バランスを崩して、ある一つのことに注力するのも面白いかもしれないけど、きちんと毎日をバランスを保って生きていくというペースを崩すつもりはない。一見遠回りに見えるかもしれないけど、毎日を地道にきちんと生きていくことの方が大切だと考えている。
今は、あれこれ悩んでいるけど、このサイトを始めるきっかけのように、ある日突然に書き始めるかもしれない。今はただ流れに身を任せて、あれこれ悩む日を楽しもうと思う。
それと最後のもう一つ。
ボクは変人と言われているのにも慣れている。独りでいるのにも慣れている。だから別に他人からどう思われようと構わない。それに自分が直接的に感じたことしか信じていないし、もし感じたことが間違っていれば、その都度、軌道修正すればいいと思っている。他人がどうこう言っても、自分が直接的に接して感じない限り信じない。
どっちみち、ボクはボクのままでいるしかない。そしてボクにできることは、文章を書いていくだけだ。
このサイトの「序章」でも書いているど、ゲイ以外の人は、ボクの書いた文章を読んで暇つぶししてもらえればいい。ゲイの人は、ボクのやってきたことを読んで反面教師にでもしてもらえればいいと思っている。その思いは変わらない。
1年半書き続けてきて、まだ先は見えないけど、ボクは自分のできることを地道にやっていく。