絶対に会えてよかった<64>

ここで全く話が逸れるけど、ちょっと陸上のユニフォームや女装のコスチュームに話を戻す。

こうやって文章を書きながら「ボクは本当にコスプレ的なことに興味がないのかな?」と見つめ返していたのだけれど、あることに気が付いた。

そういえばボクが好きになる人って「眼鏡をかけてる人」が多い。過去にも「もしかして眼鏡フェチなのかもしれない?」と思ったことが何度かある。

実際に好きになった人を例に上げても、文章を読んでいる方には実感が湧かないと思うので、気になっている著名人といった立場の人たちを例に挙げると、

井之上達矢(編集者)

春風亭昇太(落語家)

小野正嗣(小説家)

この方々を見て分かるように、テレビや映画に出ているイケメン俳優には全く興味がない。でもボクはこの方々に対して、男性としての魅力を感じてしまう。

そもそもこういった人たちをカテゴリー分けする言葉はあるのだろうか?

共通点があるような、ないようなボクも分からない。うーん。ぐぐって写真を見ていただけると分かるけど確かに眼鏡をかけている人が多いような気がする。小野正嗣さんは眼鏡をかけている写真もあるけど、コンタクトだったりとバラバラのようだ。それと小野正嗣さんに関して言えば、藤田嗣治を意識した髪型と眼鏡は似合っていないように感じる。きっとNHKのスタイリストが「日曜美術館」の司会になった時に、遊び心で藤田嗣治を意識した雰囲気にしたんだと思う。ボクは彼の外見ではなく柔らかい話し方が好きだったりする。

それにしても好みのタイプの職種が見事なくらいに文系寄りばかりだ。

ここまであけっぴろげに書くのもなんだけど、過去に出会った人で眼鏡をかけたまま寝たのは、女装を希望してきたヨウスケさんだけだ。ヨウスケさんから「君が苦しんでる顔をはっきり見たい」という極めてドSな発言された。

ボクとしては「寝るのに眼鏡は邪魔だ」と思っているぐらいで外してもらった方がいい。別に眼鏡をかけた男性と寝たからといって興奮する訳でもないし、そういう意味で、やっぱり眼鏡フェチではないと改めて思う。

眼鏡をかけた人が好きというわけじゃなくて、なんとなく大人しくて真面目で知的な感じの人が好きなんだと思う。そういった感じの人を見ていると、心が落ち着いてくる。そもそもの始まりは、今回も出てきた高校時代の他校の先輩が原因で、やっぱりボクは彼に似た感じの人をずっと追い求め続けている。

ついでにボクの好みのタイプはゲイ動画でもお目にかかることがないけど、もっと地味で真面目ぽい感じの人たちが出てくるシリーズを作って欲しいという希望はあるけど、きっと需要は少ないだろう。時々ゲイ動画で眼鏡をかけた人が出てくるけど、そんなに大人しくて真面目で知的な感じの人じゃないから全く興味がない。

やっぱり自分は「眼鏡フェチ」じゃないんだろうなと思う。

<つづく>