土いじり日記(2021/12)

2021/12/31 最高気温 7.3℃ 最低気温 4.1℃ 

朝から二人で剪定作業。昼ごはんに伊勢うどんを作って食べてから二人で実家に戻る。途中にホームセンターでルバーブの苗を買う。このルバーブで彼は毎年ジャムを作っている。彼の実家に挨拶して博多駅に移動する。いつも31日の博多駅はガラガラなのだが、かなり混雑が激しかった。みどりの窓口は人が部屋からあふれ出ていた。僕は自由席なので混在は関係なかった。ケーキはほとんど売り切れていたので、2件の店で買い集めた。普段、農村部にいるので、こういった混雑は久しぶりで疲れた。新幹線で実家に帰省。甥はかなり成長していた。甥から「おじちゃんは大学生?」と言われる。晩御飯を食べてのんびりしてから22時には就寝する。ここ数年、年越しまで起きていることがない。

 

2021/12/30 最高気温 9.9℃ 最低気温 7.4℃ 

朝から床板を買いに出かける。杉板を買って帰ってくる。年明けに床打ちをする予定。昼からは佐賀に石をもらいに軽トラで移動して、大きな石を30個くらいもらってくる。後日、石垣つくりに使う。帰宅してから漆喰塗りをする。今まで接着剤入りの漆喰を使っていたけど、初めて本物の漆喰を塗る。撹拌機で粉と水を入れて混ぜたがうまく作ることができた。個室スペースの3面の漆喰を塗った。晩御飯の後、彼が薪ストーブ部屋の漆喰りをする。僕はその間、掃除や片づけをする。22時過ぎまでかけて漆喰塗りが完了。お疲れ様でした。23時半過ぎに就寝する。今年は残り1日。明日は二人ともに実家に帰る予定。


2021/12/29  最高気温 10.8℃ 最低気温 5.1℃

今年の仕事の最終日。あまり年末の感じがしない。今年の仕事が全て片付けてスッキリした気持ちで年末年始に入ることができた。彼は一足先に年末休みに入っていて、石垣を作るために土の移動をする。朝方雨が降っていて今日は一日雨の予報だったので、車で駅まで送ってもらった。しかし帰りに「もうすぐ駅につく」と彼に連絡したけど迎えに来るのを忘れていて歩いて帰ることになった。「迎えに来てね」と言っても良かったけど、駅から家まで歩いて帰ったらどれくらいかかるのか知りたかったので歩いて帰ることにした。半分くらいまで歩いてところで、迎えに行くのを忘れていたことに気がついて彼からメールが来た。帰宅後、事情を聞くと「駅に着いたのに帰るのが遅いな」と思って、迎えに行く必要があったと思い出したと言っていた。どうせそんなことだろうなと思っていたけど、おかしくて楽しかった。ちなみに駅から家まで歩いて30分。雨が降っていなければ25分くらいだと思う。途中、農村部に入る道が交通量が多いのに歩道がないため歩くのが怖かった。食後、高田宏臣さんという人の動画をYouTubeで見る。後は、2人でのんびり話して就寝。

 

2021/12/28  最高気温 9.3℃ 最低気温 2.4℃

今日も仕事。帰宅してから隣の家のお爺ちゃんが集めていた落ち葉や選定枝をもらう。今回の寒波で脱衣所がかなり寒いので僕がアパートに住んでいたときに使っていたシャープの温風機を倉庫から出して設置した。それと数日前に購入した脚立が届いた。4本足が伸縮するタイプで広い足場もついている脚立。メーカーはアルインコ。これがあると漆喰塗りなどの作業がしやすくなる。これまで大工さんが持って来た脚立を借りていたけどこれからも必要なので購入した。それと、なんとペルシャ絨毯を2枚も買ってしまった。かなりの大判。届くのが楽しみだ。彼は今日で今年の仕事が終わった。僕は明日で今年の仕事が終わる。

 

2021/12/27  最高気温 6.7℃ 最低気温 1.6℃

今日も仕事。帰宅してから奥の座敷のパテ塗りをする。不思議なものだと思うけど、僕自身は広い部屋など別に求めていない。彼と付き合い始める前、僕はほとんどの物を持っていなかった。生きていく上で必要と思う物がほとんどなかったからだ。ただミニマリストなる存在は胡散臭いと思っていた。ミニマリストは自分自身は物を持っていないけど、それは裏で資本主義が回っていることが前提の存在だからだ。結局、それは見せかけだけで物を持っていることと変わらない。僕自身は狭い部屋で構わない。それなのに何故、こんなことを仕事から帰って寒い中でやっているのだろうかと思う。ただ、彼のためにやっているのもあるし、そもそも面白いからやっているだ。

 

2021/12/26  最高気温 4.3℃ 最低気温 1.3℃

朝からドアの取っ手をつけたり。縁側のサッシにプリーツスクリーンをつけたりと作業をする。ホームセンターに買い出しに行って個室のカーテンを探したりと、あれこれ店を見て回る。昼ご飯はサイザリアに行く。夕方からが脱衣所の棚を作った。寝る前に、新日本新紀行の佐賀編を観る。今は佐賀市でほとんど機能していない掘割の話。就寝前。とにかく寒い。今日は一日中粉雪がまっていた。逃げ込むように布団に入った。

 

2021/12/25  最高気温 9.5℃ 最低気温 8℃

朝から大木伐採の見積もり業者が来た。敷地内の大木の伐採を依頼することになる。午前は薪ストーブ部屋の床に石材を貼る作業をする。昼からは塗装をしたり、漆喰塗りの下地を作る作業をひたすら続ける。大工さんが来るのは今年最後。クリスマスプレゼントに果物を渡す。その後、二人で23時過ぎまでひたすら作業を続ける。クリスマスの日に深夜遅くまで寒い中作業をして何やってんだかという感じだが、僕ららしくて面白い。寒い部屋の中、ひたすら作業をする。0時過ぎに疲れ果てて寝た。

 

2021/12/24  最高気温 13.7℃ 最低気温 4.9℃

僕は仕事。彼は休み。彼がお爺ちゃんの家に竹整備に行った。自分で作った竹炭を大量に持って帰ってくる。この竹炭をもしホームセンターで購入したら数万はするはず。これまで自分たちで作った竹炭の量なら数十万はするはず。これを土壌改良に使う予定。大工さんが来てくれて座敷部屋がほぼ完成する。残り1日で大工さんの今年の作業が終わる。

 

2021/12/23  最高気温 15.3℃ 最低気温 4.9℃

今日は仕事で一日中講演会に出席。昨日見ていた日曜日美術館で最後に柳宗悦の言葉が紹介されていた。『美』というものを通して人は繋がることができるのではないか、というものだったのだが、美しいものを見て美しいと思うことや、美味しいものを見て美味しいと思うこと。そう言った全ての人間が持っているものにこそ、人間同士を結びつけることができるのだと思う。当たり前の中にこそ大事なことがあるのだと改めて思う。最近、朝の通勤の際に隣の集落の人達と挨拶するようになった。スーツ姿の男性が農村部の田んぼ道を自転車で走っているので嫌でも目につくのだろう。夜はNHKのオンデマンドで『新日本紀行(愛媛編)』と『カールさんとティーナさんの古民家村だより(冬~春編)』を視聴。愛媛宇和島の段畑に圧倒される。彼は最近石垣づくりにはまっているので視聴して良かった。

 

2021/12/22  最高気温 17℃ 最低気温 9℃

朝から濃霧。駅まで田んぼ道を自転車に乗って通勤しているけど、いつもなら見える家屋が霧に隠れて真っ白で地平線が見えなくて幻想的な風景だった。個室の照明を買う。フランス製のペンダントライトを選択。到着するのが楽しみだ。夜は録画していた日曜日美術館とNHKのオンデマンドで『新日本紀行』の熊本と鹿児島編を見る。熊本は肥後六花。鹿児島は田の神さ〜がテーマ。どちらの県も個性が強くて2人で笑いながら鑑賞した。大工さんから指摘を受けて自宅に監視カメラを設置する。近所のお婆ちゃんも言っていたのだか、農村部ではポツポツと泥棒が入るらしく、防犯対策のために設置することにした。

 

2021/12/21  最高気温 17℃ 最低気温 9℃

少し暖かい日。夜は露で空気が湿っていた。大工さんと電気屋さんが来てくれ工事が大幅に進んだ。彼の仕事帰りの電車の接続が悪くて待ち時間が長いので、途中の駅まで迎えに来てくれるように言われる。迎えに行った帰りに、22時を過ぎてしまったので晩御飯は適当に済ませることになった。無人販売餃子を晩御飯を買った。こういった無人販売店は初体験。自分で冷凍庫から出して箱にお釣りを投入する仕組み。肉が少なくてあっさりしていた。36個入りで1000円。最近、こういった店がぽつぽつと出来ているらしいのだが、こういった流行的には疎く全く知らなかった。

 

2021/11/17  最高気温 13℃ 最低気温 5.5℃
予定されていなかったのだが大工さんが来てくれて奥の座敷の断熱材を入れてくれた。大工さんが帰ってから、個室のパテを削る作業をする。作業後に飛び散ったパテの掃除をして風呂からあがると彼が帰宅。食後、22時前に工事業者さんが来て打ち合わせを行う。明日は大幅に工事が進みそうで楽しみだ。NHKで放送されていたドラマ『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』が最終回。いつもは録画して見ていたけど、たまたま打ち合わせが長引いて起きていたので一緒に観てから眠る。職場の仕事がほぼ片付きつつある。自分の仕事で残っているのはほとんどなく年末には全部片付いてスッキリすると思う。

 

2021/11/19  最高気温 10.3℃ 最低気温 3.8℃
二人共に休日。朝からホームセンターに買い出しに行く。漆喰や材木など購入。昼前に帰宅する。焼杉作りに入るが失敗。また後日やることになる。彼は薪ストーブ部屋の漆喰塗りの続き。僕は個室の2回目のパテ塗りをする。晩御飯後、NHKスペシャルを見てから寝る。

 

2021/11/18  最高気温 7.1℃ 最低気温 3.5℃
僕は仕事。彼は休み。朝から石垣用の庭石が届く。ダンプで2回ほど運んでもらう。近所の人から畝立機を譲ってもらえることになった。彼は薪ストーブ部屋の漆喰塗りを続ける。お母さんも来て個室の柿渋塗りやパテ塗りをする。大工さんは奥の座敷の工事に入る。

 

2021/12/17  最高気温 12.1℃ 最低気温 11℃

寒くかなり風が強い日。帰宅したら籾殻が飛び散っていた。彼からLINEが送られてきて代わりに晩御飯を作るように指示が来た。鶏肉の手羽先と手羽元とショウガを入れてよく炒めて、コーラ缶2本濃い口醤油と砂糖とニンニクを入れて水分が無くなるまで煮詰める。彼が大学時代に他の人から教わった料理らしい。その後、彼が帰宅するまで1時間くらい柿渋を塗ったり、マスキングをしたりする。

 

2021/12/16  最高気温 12℃ 最低気温 10.4℃

久しぶりに天気は雨。昼前から夜にかけてしっかりと降った。帰宅してから2時間近く個室の柿渋塗りをする。以前、購入した石垣づくりや庭づくりの書籍を探し出して今後の作業の参考文献にする。大工さんが来てくれていて、次の部屋の工事に入った。彼は21時半帰宅。録画したドラマを観て寝る。

 

2021/12/15  最高気温 14.9℃ 最低気温 6℃

珍しく僕だけ休日。朝から柿渋を塗ったり、石膏ボードの隙間にメッシュテープを塗って漆喰の下地作りをする。二重サッシの取り付けに業者さんが来た。昼から石材を取りに車で移動する。14時半に帰宅。それから柿渋を塗ったり、オイルを塗ったり、塗料を塗ったりと、あれこれ作業をする。19時半に彼が帰宅。家の北側で今後の庭づくり作業について話す。彼の調子が悪いので早めに就寝する。明日からは雨が降る予報。

 

2021/12/14  最高気温 12.4℃ 最低気温 3.8℃

朝から寒い一日。仕事から帰宅して石垣づくりをする。彼が19時過ぎに帰宅してから晩御飯を食べて、20時過ぎから彼と一緒に石垣づくりを再開する。結局22時半前まで作業をする。風呂に入ってから洗濯が終わるまで、のんびりテレビを見て過ごす。この寒い夜中に二人して何をやってるんだかと言われそうだが、やってる当人たちは楽しい。

 

2021/12/13  最高気温 11.2℃ 最低気温 8.3℃

彼は休みで石垣を作る作業を続ける。予想外に大工さんが来てくれて作業をしてくれた。夕暮れから寒さが強くなった。僕は帰宅してから土を運ぶ作業をする。石垣を作る作業が終わって大工さんが帰った後、軽トラに乗って選定枝をもらいに行く。もらった選定枝は薪にしたり、土の中に入れて分解させる。晩御飯は青森の郷土料理の『せんべい汁』。初めて食べたのだが、せんべいに少し歯ごたえが美味しかった。食後、少し雑談して彼は作業疲れていたので22時過ぎに寝る。

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2021/12/12  最高気温 17℃ 最低気温 11.4℃

朝から鳥栖市に行って昨日完成した部屋のカーテンを見て回る。それから古い杉の箪笥をもらってくる。祖父が使っていたらしい。たまたま鳥栖市でベトナム料理店を見つける。ベトナム人が経営している『Nhà Hàng 37』という店。他にも食べたいメニューが沢山あったので、また後日来ると思う。帰宅してから、籾殻を貰いに2回ほど軽トラで往復する。帰宅後、石垣を作る作業をする。

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2021/12/11  最高気温 16.9℃ 最低気温 8.9℃

僕は土曜だけど仕事。彼は竹林の整備に行ったり、帰宅してから屋外作業をしたりと大忙し。大工さんが来ていて個室が完成したと伝えられる。残りは微調整のみ。彼は疲れていて風呂に入って、しばらくしたら眠りについた。最近、昼寝するときにウォン・ウィン・ツァンの音楽を良く聞いている。

 

2021/12/10  最高気温 17.9℃ 最低気温 9.4℃

今日も仕事。帰宅してからは石垣の間に土を入れる作業が彼が帰宅するまで続ける。落ち葉の代わりにサツマイモの蔓を土に入れてすき込む。大工さん曰く、あと一回の工事で一つ部屋が完成すると言われる。大工さんが帰った後、夜に別の業者さんたちが来る。現場確認をしたり雑談したりして2時間近く話す。久しぶりに会話した人もいて彼も気分転換になって楽しそうだった。もともと、この業者さんと彼とを引き合わせたのは僕だったけど間違っていなかったと思う。『トヨタ生産方式』という本を読み始める。僕にしては珍しいジャンルの本。

 

2021/12/09  最高気温 16℃ 最低気温 5.8℃

彼の方は仕事が休み。一日中かけて石垣を作りを進める。僕の方は帰宅してから、彼が作った石垣の隙間に土や竹炭やくん炭や落ち葉や枝を入れる作業をする。大工さんの工事が入っている。もう少しで一部屋完成の予定。ネットフリックスで韓国の冷麺の続きの動画を見る。彼が一日中作業して疲れて眠たそうにしているので早めに就寝。

 

2021/12/08  最高気温 15.2℃ 最低気温 10.7℃

昼から出勤。10時までユンボを入れた土地の整地作業をする。近所のお婆ちゃんと雑談してから出勤する。その途中で、髪を切って、歯医者に行って歯石を取ってもらった。22時過ぎに職場を出る。駅から自転車で家に向かっていると、家の方角に見える星空が綺麗だった。農村部なので街灯が少なく星がはっきりと見える。風呂に入ってから柑橘の『山下紅』『みはや』を食べた。帰りの電車の中でも考えていたのだが、つくづく僕の人付き合い方は極端だなと思う。特定の一人がいれば、他の人と付き合う必要性を全く感じない。子供の頃からそんな状態だった。

 

2021/12/7 最高気温 14.8℃ 最低気温 6.2℃

帰宅後、ユンボを昨日入れて、燃えるゴミ。石。ガラスや瓦や陶器の破片。木の根などが大量に出土したため仕分け作業をする。暗い中で照明をつけて作業をする。途中から雨が降り始める。彼が帰宅してから食事をして、録画したドラマを観たり、新日本紀行を観たりしてノンビリ過ごす。明日から大工さんが連続が来てくれる予定なので楽しみ。

 

2021/12/6 最高気温 17.2℃ 最低気温 5.7℃

二人ともに平日休み。昼は近所の材木屋に外壁用の杉板を買いに行く。夕方16時過ぎからユンボを使って大量の土を移動する作業を行う。21時少し過ぎまで作業する。もう少し作業時間が欲しかった。最後までやりたかったけど時間が足りなくなった。でも目的だった、土の移動の4分の3は作業ができた。残りは手作業で整地する。ユンボを使った日は睡眠が浅い。目をつぶってもエンジン音が耳に響くし、身体が振動で覚えてるせいか落ち着かない。

 

2021/12/5 最高気温 15.1℃ 最低気温 7.7℃

いつもより少し暖かい一日。昨日に引き続いて石垣作り。昨日頑張りすぎたせいか今日は石垣を作るスピードがダウンした。彼は「なんでこんなことをしているのか自分でも分からなう」と言いながらも黙々と作業をする。僕はどちらかというと彼のやりたいことに巻き込まれた感があるのだが、こういった何かを作るという作業は楽しいので苦にならない。18時を過ぎて暗くなるまで黙々と作業を続けた。夕方から屋根に溜まっている落ち葉をどける作業をする。この屋根に溜まった落ち葉が原因で雨漏りをするので定期的に落とす必要がある。こんな感じで休日は、ほぼ二人で一緒にいて作業をしてばかりなのだが、お互いにストレスは感じていない。昨日につづいてデザートには柿の『秋王』を食べた。この品種は良い。しかし、最近の若い人は柿を食べる人が少ない。以前、職場で貰い物の柿を大量に持ってきた人がいたが、「シャインマスカットなら欲しいけど柿はいらない」と皆断っていた。僕ともう一人以外は誰も貰っていなかった。連日の作業で疲れたので、彼は夜には20時半に就寝。僕は21時半には寝た。明日は平日だが二人共に休み。地元の人からユンボを貸してあげると言われるので借りることになった。

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2021/12/4 最高気温 11.7℃ 最低気温 7.7℃

朝8時半にはダンプで石が届く。2回ほどダンプで往復してもらい大量の石が届く。この石を並べて石垣を作る予定。彼は早く石垣を作りたくてたまらず、朝早くから作業に入る。しばらくしてストーブ屋さんが来客。ストーブ設置部屋の測量をして設置工事の確認を行う。少し雑談をしてから帰宅される。地元の人から真砂を無料で配布している場所があると教えてもらう。軽トラで急いで取りに行ったが全て配布が終わった後だった。残念。その後、18時過ぎまで石垣を作る作業を行う。彼は石を組む作業。僕は土を運んで石垣の隙間を埋める作業。土の隙間には、木の枝や落ち葉などの有機物を入れて、竹炭とくん炭を撒いて土壌改善を行っては埋め進んだ。二人で黙々と作業をして疲れたけど楽しかった。食後のデザートに食べた柿「秋王」が美味しかった。福岡産の品種の柿。夜はネットフリックスで『冷麺賛歌〜韓国のおいしいを探訪〜』を見る。布団に入った後も、彼は今日作った石垣の写真を満足そうに見ていた。疲れたけど充実した一日だった。

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2021/12/3 最高気温 12.4℃ 最低気温 6.4℃

彼がいつもより早く帰宅することになって、家の前でちょうど同じ時間に到着した。彼は「運命な出会い」などと言っていたが無視する(笑)。予想外に大工さんが来てくれていた。彼は大工さんと今後の工事の施工について相談する。僕は近所まで回覧板を届けにいく。明日は来客予定が2件ほどあってバタバタしそうだ。工藤静香『島より』を購入する。作詞は中島みゆき。ラジオ深夜便で流れている曲で真夜中に大人が聴くには良い曲。たまたまネットを見ていて気がついたのだが、あるLGBTカップルがネット上で喧嘩をして別れたことを知った。その人のことは知っていたが書いた書籍は未読。以前、その人がどんな人なのか調べてみたことがあったが、その時からこんな風な結末になるのではないかと予感していた。


2021/12/02  最高気温10.7℃ 最低気温5.1℃

今日は彼が仕事で福岡市に行っているので一人で晩御飯を作って食べる。食後、近所の神社で落ち葉を集めて腐葉土作りをする。イチョウの葉が全部落ちてしまっていた。3回ほど神社と家を往復した。彼が20時過ぎに帰宅してから風呂に入って、ネットフリックスで映画『弱くて強い女たち』を観る。

 

2021/12/1 最高気温 11℃ 最低気温 8.3℃

今日から寒さの質が変わって秋から冬模様になった。帰宅してから個室の柿渋塗りをする。彼の帰宅後、昨日に続いてネットフリックスで『ストリートグルメを求めて~ラテンアメリカ~』を視聴する。ペルー。コロンビア。ボリビア編を観る。遠藤周作の『悲しみのうた』をゆっくりと読書中。次々と登場人物たちが出てくるが、それぞれの人生がバトンのように次の人に渡されながら話が展開していく。読みながら遠藤周作の『女の一生~〈2部〉サチ子の場合~』の以下の言葉を思い出した。

 

それに私は……文学が好きでした。
慶応に入ったのも将来、できれば詩の一つでも書きたい、
小説の一つでも書きたいという気持ちがあったからです。
文学を読んでいる私は、どんな人間にも深い人生があることを知りました。
表面は何もないようでも、沼のようなその底にはその人の苦しみ、悲しみ、悦びと共に願いと
祈りとが、地層のように集積しているのだと知りました。