ゲイとして生きる君へ

中学時代に同性愛に目覚めカミングアウトしてました。過去や現在のことを綴っています@福岡

ゲイブログを読みながら振り返る1年(2018年7月-9月)

2018年の7月からの続きを書きます。

7月は、ゲイとしてイベントなどの活動は全くしていなかった。ただ黙々と文章を書いている毎日の中、ちょっと辛い出来事に直面してしまった。

この件は現時点では文章に書くことができない。

もし書くことができたとしても随分と先になると思う。

6月に仮説を立てて文章を書き進めていたけど、ちょっと迷走してしまった時期だった。そんな感じでいろいろと迷っている時期に、ある「不思議な人」からメールをもらった。その不思議な人はメールのやりとりだけでは状況が分からず、なんだか彼が抱えているものが気になってしまった。「これは実際に会って話してみないと彼のことが分からない」と思ったので、8月の上旬に会う約束をした。この時期、他の読者からメールをもらうことが多くなっていた。特に前月に書いた「自己紹介すること」についての共感するものが多かった。それに既婚者のゲイの方からのメールが多かった時期でもある。

ブログの方は、一年近く放置していた『深夜のカミングアウト』と『ノンケに生まれ変わりたい』を再び書き始めた。

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この時期、ひたすら書くことを続けていこうという気持ちと、7月の上旬の辛い出来事が重なって、このまま書き続けて意味があるのか?という気持ちが入り混じっていた。ただ黙々と迷いながら文章を書いていた。「もう書くのは止めようかな?」と何度も思ったけど、今になって振り返ると、書くのを止めなくてよかったと思う。ただメールを送ってくれた人が「毎日更新を楽しみにしてます」と書いて声援をくれたので「一歩一歩ずつでも文章を書き続けていこう」と思った。

8月になり、前月に会う約束していた「不思議な人」と西鉄天神駅の中央口で待ち合わせをした。彼と出会ってから、文章を書く意欲が再び湧いて来た。

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昨日も書いたけど、ボクは西鉄天神駅の「北口」と「中央口」を勘違いしていた。

彼は約束通りに「中央口」で待っていて、ボクは間違えて「北口」で待っていた。約束の時間になっても姿を表さないので、彼とメッセージのやり取りをして、近くの案内看板を見てから「北口」と書かれているのに気づいて間違っていることに気が付いた。

彼は汗だくになって「北口」まで急いで来てくれた。

8月上旬と真夏の暑い日だった。ボクのせいで彼が汗だくになっていたから、申し訳なくて天神ロフトで団扇を配っていたのをもらって、彼に向かってあおいだりしていた。彼の汗がひくのを待ってから食事予定の場所まで歩いた。ちなみに彼が待っていた「中央口」には、年配の男性が立っていたようで「まさかこの人が神原さん?年齢のサバ読みすぎでしょ?」と戸惑っていたらしい。今となっては懐かしい笑い話だ。

食事が終わって2時間くらいして、ボクが「この後は福岡市博物館の展覧会に行くつもりです」と言ったら、彼が「一緒に行ってもいいですか?」と言ってきたので、その場のノリでバスに乗って一緒に展覧会に行くことになった。今になって振り返ると、ボクも内心では、彼が一緒に来てくれることを期待していた。彼はボクの美術館巡りの趣味に付き合ってくれた。

その約1週間後、今度は彼の方が「どこに行くのか詳しくは秘密ですけど、ある場所に行きませんか?」と提案があった。ボクもその場のノリで快諾した。最初は「どうしてこういった場所に連れて来たんだろう?」と思ったけど、今度は彼の趣味を紹介してくれてたんだと気が付いた。

その日の夜。大濠公園を散歩しながら話しているうちに、彼に惹かれている自分に気が付いた。

ブログの方は、今も書いてる途中だけど『絶対に会えてよかった』を書き始めた。

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この時期、実際に会った「不思議な人」に、ボクの過去をもっと知って欲しいと思うようになっていた。それで細かい過去の出来事を一気に書いていきたいと思って短編集の形式で書き始めた。

彼と直接会って話したり、メッセージのやりとりをしながら「文章には書いてないけど実はこんなことがあったんだよ」と裏話をしてあげた。もっとボクのことを知って欲しいと思ていたのと、もっと彼のことを知りたいと思っていた。

9月になって、ボクは「不思議な人」と付き合うことになった。

彼から「付き合いませんか?」と言われた日。このブログの文章中で「村上くん」と書いているノンケの元同僚の誕生日だった。なんだか村上くんから毎年送っていたお祝いの言葉への、お返しをもらったような不思議な気持ちになった。あの夜、天神中央公園で起こった出来事を、ボクは死ぬまで覚えている。

ブログの方は、前月から引き続いて『絶対に会えてよかった』を書き続けていた。それと前触れもなく、アニメ『クッキングパパ』について書いたりした。

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もうこの時期に書いている文章は、ほとんど彼のためだけに書いていた。

彼にボクの過去や考えを知って欲しくて文章を書いていた。9月中旬に彼と付き合うことになったけど、ブログ上では、まだ彼と付き合い始めたことを書くつもりはなかった。この時期、嬉しい気持ちと不安な気持ちが交錯していた。

それにしても大学時代に出会って「女装して欲しい」と言ってきたヨウスケさんのことなど、自分で書いておきながら、よくここまで赤裸々に書いてしまったものだと恥ずかしく思っている。

彼にボクの過去を知って欲しいけど、ここまで知ってしまっていいのか?と迷う気持ちもあった。

ただ、既に文章にも書いていたけど、ボクはもうゲイアプリも使うつもりはないし、有料ハッテン場にも行くつもりがなかった。そういった世界にもう戻りたくない。彼にボクと現在と未来の行動に関しては安心してもらえると思っていて、残りはボクの過去だと思っていた。それで彼にボクの過去をもっと知ってもらって安心して欲しかったから書いていた。

<つづく>